旅のきっかけ:期間限定の直行便で山陰へ
今から7年前の9月。期間限定で運航が始まった出雲への直行便をきっかけに、初めての中国地方・日本海側へ行ってきました。
「どうせ行くなら広範囲に回りたい!」と、出雲を拠点に松江や鳥取・境港まで足を伸ばすことに。少し不便な場所もあるため、バスや電車の時刻表をあらかじめチェックしておくことが、この旅を成功させる最大のポイントでした。
1日目:出雲そばと、まずは出雲大社へ
お昼頃に出雲に到着。まずはホテル近くで名物の「出雲そば」を堪能しました。 午後からはバスで約30分の出雲大社へ。初日は雰囲気を味わうためにサクッと参拝。出雲の穏やかな空気に包まれ、旅の始まりを実感しました。

⛩️ 出雲大社:八百万の神々を迎える聖地を巡るTips
- 独自の参拝ルール「二礼四拍手一礼」
- 一般的な神社は「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社では拍手を4回打つのが正式な作法のようです。
- 「稲佐の浜(いなさのはま)」から始める
- いきなり正門へ行かず、まずは車で数分の「稲佐の浜」へ。ここの砂を採ってから出雲大社へ向かい、一番奥にある「素鵞社(そがのやしろ)」で新しい砂と交換して持ち帰るのが、古くからの習わしと言われています。私の場合は、バス移動だったので、できませんでした。いつかは稲佐の浜へも行ってみたいですね。
- 巨大な注連縄(しめなわ)は「神楽殿」へ
- よく写真で見かける圧倒的な大きさの注連縄は、本殿ではなく向かって左側にある「神楽殿」にあります。その重量感と迫力は、間近で見上げると自然と背筋が伸びるような力強さがあります。
2日目:鳥取砂丘と「砂の美術館」の感動
2日目は朝7時台の特急に乗り、約2時間かけて鳥取へ向かいました。
圧巻のクオリティ「砂の美術館」
鳥取駅からバスで20分。まず訪れたのは「砂の美術館」です。 当時は「北欧編」が開催されていました。砂だけで作られたとは思えないほど細かく、迫力のある作品群に圧倒され、初めて見る世界観にとても感動したのを覚えています。砂だけで立体的な美術品ができるなんて、しかもかなり大きい作品です。圧巻でした、鳥取砂丘にいったさいは、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

⏳ 砂の美術館:砂が奏でる「儚くも力強い」芸術のTips
- 「今、この瞬間」だけの特別感
- ここの最大の特徴は、展示が終わるとすべて崩して砂に戻し、また次のテーマをゼロから作り上げることです。「二度と同じ作品は見られない」という潔さが、作品の美しさをより一層際立たせています。
- 作品の背景まで楽しむ
- 世界中から集まったトップクラスの砂像彫刻家たちが、水と砂だけで作り上げる巨大な世界。彫刻の裏側や、細かな表情まで作り込まれた技術をじっくり観察すると、制作の途方もない熱量が伝わってきます。
- おすすめの鑑賞ルート
- まずは1階(または2階)のフロアを歩いて、砂像の巨大さを肌で感じてください。その後に3階の回廊へ上がると、会場全体を一望でき、作品の立体感や構成の素晴らしさを俯瞰で楽しめます。
リフトで向かう鳥取砂丘と青い海
美術館から少し歩き、リフトに乗って鳥取砂丘へ。 青い海に向かって降りていくリフトは、風が心地よくて最高に楽しい時間でした✨ リフトを降りて少し歩くと砂丘へ入る入り口が見えてきます。
砂丘の斜面を歩くのは少し大変ですが、頑張って登り切った先に見える海の景色は、その疲れを忘れさせてくれるほど絶景です。暑さと砂で足を取られるため、結構体力は使います(笑)

🐫 鳥取砂丘:風と砂が織りなす絶景を歩くTips
- 「馬の背(うまのせ)」への挑戦
- 砂丘のハイライトは、高さ約40mの巨大な砂の壁「馬の背」です。遠くから見ると簡単そうですが、一歩踏み出すごとに足が沈むため、登りきった時の達成感は格別。頂上から視界いっぱいに広がる日本海の青さは、疲れを忘れさせてくれる爽快感があります。
- 足元と持ち物の準備
- 靴の選択: 靴の中に砂が入るのを避けたいなら、サンダルを借りるか(ビジターセンター等で貸出あり)、あえて裸足で歩くのも砂の感触を楽しめておすすめです。私はスニーカーで歩きましたが、砂も気になりサンダルを借りるものありです。
- スマホ対策: 風が強い日は細かい砂が精密機器に入り込みやすいので、使わない時はバッグにしっかりしまっておくといいでしょう。
松江の「堀川めぐり」と、のんびり出雲散策
午後は松江へ移動し、国宝・松江城のお堀を船で進む「堀川めぐり」を体験。 橋の下をくぐったり、レトロな街並みを水上から眺めたりと、風情ある時間を過ごせました。


3日目:出雲大社
3日目の出雲大社は、あいにくの曇り空。少し肌寒さを感じましたが、その分、周囲のお店をのんびり散策して、落ち着いた時間を過ごすことができました。 ※出雲大社方面のバスは1時間に1本程度の場合があるため、乗り遅れないよう注意が必要です。

4日目:境港の「水木しげるロード」と縁結びの神社
4日目は電車で境港へ。 ここは「ゲゲゲの鬼太郎」の世界!通りにはキャラクターのブロンズ像が並び、歩いているだけでワクワクします。美味しい海鮮丼をいただいた後は、良縁祈願で有名な八重垣神社や小泉八雲記念館を巡り、充実した1日となりました。

👻 水木しげるロード:妖怪たちと出会う街歩きTips
- 夜の「影絵」とライトアップが本番
- 多くの店が閉まる夕暮れ時、歩道のあちこちに妖怪たちの影絵が映し出され、ブロンズ像が怪しくライトアップされるそです。昼間の賑やかさとは一変、異世界に迷い込んだようなゾクゾクする演出を楽しめそうですね。
- ブロンズ像に「触れて」楽しむ
- 170体以上ある妖怪たちの像は、すべて自由に触れることができます。ただ眺めるだけでなく、ひんやりとした金属の質感や、細部まで作り込まれた造形に触れてみることで、水木先生の描く妖怪たちがより身近に感じられます。
鏡の池での縁結び占い体験
八重垣神社は縁結びで有名な神社。そこへはバスで移動しました。細かなことは覚えていないのですが、松江のバスターミナルから20分程度で行けます。
奥の院には縁結びの占い「鏡の池」があり、そこで縁占いができます。私の場合は、手前で止まり以外とあっさりと沈みました!結構ドキドキしますよ!!
・紙を置くときはそっと置くのがコツ。
・社務所で紙を頂いてから池に向かうので、順番には注意!
ぜひ、皆さんも足を運んでみてはいかがですか?

旅のまとめ・費用
今回の旅で大活躍したのが、当時3,000円で電車・バスが乗り放題だった「縁結びパーフェクトチケット」です。 残念ながら現在は発売中止となっているようですが、今はICOCAを活用したポイント還元や、電子チケットの乗り放題パスなどが登場しているようです。これから行かれる方は、ぜひ最新の電子チケットをチェックしてみてください。

- 旅費合計: 約101,068円
- グルメ: ノドグロのお寿司、焼き魚、海鮮丼など、日本海の海の幸を心ゆくまで満喫しました!
山陰地方は時間がゆっくり流れているようで、一人旅にはぴったりの場所でした。この記事が、みなさんの山陰旅行の参考になれば嬉しいです。
⛩️ 山陰旅行のお役立ちリンク集
- 出雲大社(公式サイト) (参拝の作法や境内の案内図が確認できます。行かれる前に開門時間をチェックしておくのがおすすめです)
- 鳥取砂丘 砂の美術館(公式サイト) (時期によって展示テーマが変わります。現在の展示内容や、砂像の制作風景などが見られます)
- 鳥取砂丘リフト(公式サイト) (砂丘と展望台を結ぶリフトの運行状況や、リフトから見える絶景ポイントが紹介されています)
- ぐるっと松江 堀川めぐり(公式サイト) (遊覧船のコースや料金、冬の「こたつ船」などの季節限定イベントの情報が掲載されています)
- 水木しげるロード(境港市観光協会) (境港駅から続く妖怪たちのブロンズ像マップや、周辺の海鮮グルメ情報が満載です)
- しまね観光ナビ(電子チケット・周遊パス情報) (記事内で触れた「パーフェクトチケット」に代わる、現在の電子チケットやお得な乗り放題パスの最新情報が確認できます)


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