【上高地リベンジ旅】走行距離1261km!去年の失敗から学んだ、新緑の絶景&熊対策ひとり旅(2025年版)

旅ノート

「今年こそは、あの憧れの上高地へ!」 実は昨年、車で向かったもののルート選びに失敗し、8時間以上の運転で心が折れて断念するという苦い経験をしました。

今回はそのリベンジ!東北から長野へ、ルートを再検討して挑んだ4泊5日の「新緑・上高地ひとり旅」。 軽井沢の洗練された空気、善光寺での体験、そして上高地の圧倒的な透明感……。走行距離1,261kmを走り抜いて見つけた、失敗しないためのルート選びと、最新の現地情報をお届けします。

旅の記録(2025年5月)

日程: 4泊5日

総走行距離: 1,261km

旅費総額: 約79,445円

去年の失敗を糧に!「東北からのアクセス」リベンジ

昨年は東北から日本海側ルートを選び、予想以上の遠さと疲労で上高地を諦めました。 今回は「東北自動車道を南下し、軽井沢経由で長野入り」するルートに変更。長旅には変わりありませんが、寄り道を楽しみながら無理なくリベンジを果たすことができました。

2〜3日目:軽井沢のマイナスイオンと善光寺の奇跡

憧れの避暑地、軽井沢へ

佐久市を拠点に、新緑の軽井沢を巡りました。

  • 浅間山の絶景: 見晴台からの雄大な姿に感動。
  • 遭遇!: 山道でキツネと二度見し合う不思議な出会いも。
  • 白糸の滝: 観覧料(有料道路代500円)以上の価値がある、ひんやりとした天然のミスト。
  • 旧軽銀座の釜飯: 脇道で見つけたお店の釜飯(約1,500円)は、上品な薄味で歩き疲れた体に染み渡りました。

善光寺での「お戒壇巡り」

翌日は善光寺へ。1400年の歴史の重みを感じる建物は圧巻の一言。 たまたま御開帳の日という幸運に恵まれ、初めて「お戒壇巡り(真っ暗な回廊を歩く修行)」を体験。一筋の光も見えない中を歩く時間は、自分と向き合う不思議なひとときでした。

3〜4日目:ついに憧れの上高地へ!

憧れの上高地、河童橋

【重要】アクセスと服装の注意点

上高地はマイカー規制のため、「沢渡(さわんど)駐車場」からバスに乗り換えます。

沢渡駐車場は、数ヶ所あります。私の場合は、近くまで行ったら個人で駐車場を営んでいるかたが手を振って誘導してくれ、そこに止めました。料金は他と同じ800円。バス停まで少し距離があり、そこまで車で送ってくれました。朝9時くらいだったと思いますが、他の駐車場も徐々に埋まってきている印象でした。早めの行動をお勧めします。

  • バス料金: 往復2,800円(クレジットカード可)。
  • 新緑の季節はバスもかなり混み合います。時間に余裕を持って行かれたほうがいいです。私の時はすぐバスが満員となり、1本遅らせている方もいました。
  • 気温: 5月末でも気温は10度前後。風が吹くと芯から冷えるので、ダウンジャケットなどの真冬装備が必須です。

初心者におすすめ!「大正池〜河童橋」コース

約4km、1時間半ほどの平坦なハイキングコースを歩きました。コースは比較的歩きやすいですが、石がゴロゴロあるところや、木の根が出ているところもあるため歩きやすい靴は必須です。

💡 プロの裏ワザ: 初心者でハイキングを楽しみたい方はバスは「大正池」で降りて河童橋まで歩くのが正解! 河童橋から歩き出すと帰りのバスでは、始発の「上高地バスターミナル(河童橋付近)」から乗らないと、満席で途中乗車できない可能性があるからです。

川沿いを歩くハイキングコース。川の透明度にとてもびっくり!!透明すぎる川をみてこんなに山の近くから流れてくる水って透明なんだぁ」と思いました。

山から流れてくる川、透明度がすごい

熊対策は万全に

「熊が怖い……」という不安から、事前に熊よけスプレーを購入。現地でも多くの人がコースの途中にある熊ベルを鳴らしていました。目撃情報も掲示されており、一人旅では「人が多いルートを選ぶ」ことが安全対策だと思いました。

ところどころに、目撃情報がありました

時間をかけてでも行く価値がある場所

標高1,500mの澄み切った空気、そして手の届きそうなほど近くに見える山々。山の雪解け水が流れる川の透明度。 「本当の水の色は、こんなに美しいのか」と、自然の迫力に圧倒されっぱなしの旅でした。

上高地は、山歩きの初心者でも気軽に絶景を楽しめる最高の場所です。次はぜひ、夏の山も歩いてみたい……そんな夢が広がるリベンジ達成の旅になりました!

旅の準備に!公式サイトリンク集

上高地 公式ウェブサイト (マイカー規制やバス時刻表、最新の熊目撃情報はこちら)

信州善光寺 公式サイト

軽井沢観光協会 公式サイト

白骨温泉 公式サイト

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