「どうしても紅葉が見たい!」 10年前の秋、そんな衝動に駆られて朝6時に車を走らせた日のことを、今でも感慨深く思い出します。行き先は、ずっと福島県にあると思い込んでいた「天元台高原」。実は山形県米沢市だったという笑える勘違いから始まった旅でしたが、結果として吾妻小富士を巡る最高のルートになりました。
今回は、今も心に残る「黄金の紅葉ドライブ」の記憶を紐解きます。
雲海と紅葉の海を渡る:天元台高原のリフト体験
標高1,350mの世界は、まさに別天地でした。リフトに揺られる時間は、この旅で最も贅沢なひととき。足元の芝生をかすめるようにゆっくりと登っていくと、頬をなでる風は驚くほど爽快で、360度どこを見渡しても紅葉のパノラマが広がっています。

運良く現れた雲海はとても近く感じ、でもなんだか雲より上にいる感じがとても不思議に感じました。雲海から下の街も見え、自分が雲の上から見下ろしている感覚がとても面白かったです。

- TIPS:天元台高原の攻略
- 服装: 高原の風は想像以上に冷えます。1枚多めに羽織るものを持っていくのが正解です。
- 料金: リフト往復は約1,500円。この絶景を独り占めできるなら、決して高くはありません。
- 運が良ければ雲海見れます!!
荒々しさと優美さの共演:吾妻小富士&浄土平ドライブ
山形から福島へ。黄金色に輝く「紅葉のトンネル」を、愛車で駆け抜ける快感は格別です。カーブを抜けるたびに景色が変わり、やがて視界が開けると吾妻小富士が現れます。

石ころが転がる荒々しい火口付近と、周囲を彩る紅葉。そのコントラストは、自然が作り出した芸術作品のようでした。浄土平ビジターセンターに車を停め、少しだけ歩いてみると、澄んだ空気が体の中を洗ってくれるような感覚になります。とても気持ちいいですよ。

- TIPS:吾妻小富士ドライブの注意点
- 運転: カーブが続くので、運転に集中しつつ、景色は展望スペースで楽しみましょう。
- 散策: 短時間のハイキングでも、石ころも多く足元が滑りやすいのでスニーカーは必須です。
心と胃袋を掴まれた「ホワイトペンション」での夜
一日の終わりに訪れたのは、裏磐梯にある「ホワイトペンション」。可愛らしいお部屋の窓から見える自然の静寂に、ドライブの疲れが溶けていくようでした。

何より忘れられないのが、夕食のクオリティ。地元の食材を活かした温かいディナーは、一人旅の夜を最高に贅沢な時間に変えてくれました。「またここに来るために仕事を頑張ろう」と思わせてくれる、そんな温かいお宿とお料理です。



朝食です

旅のフィナーレ:つばくろ谷の深い紅葉
翌朝、旅を締めくくったのは「つばくろ谷」です。橋の上から覗き込むと、深い谷が幾重にも重なる紅葉の層に覆われ、吸い込まれそうなほどの迫力。遊歩道を一歩進むたびに、足元に広がる紅葉の絨毯がカサカサと鳴り、秋の終わりを惜しむような、静かで贅沢なフィナーレとなりました。


- TIPS:つばくろ谷の撮影ポイント
- 時間帯: 午前中の方が光が綺麗に入りますが、観光客も増えるので早めの到着がおすすめです。
まとめ:一人ドライブだからこそ味わえる贅沢
高速代や宿泊費を含め、1泊2日で約23,000円。この旅費でも得られた感動はそれ以上の価値がありました。
「どこへ行くか」も大切ですが、「自分の感性のままに車を走らせる」ことの自由さ。このドライブは今でも私の心の中で鮮やかに輝いています。
1泊2日費用とモデルプラン
| 時間 | スケジュール | 費用 |
|---|---|---|
| 6:00 | ドライブ出発 | ガソリン 高速料金 |
| 9:00 | 天元台高原リフト | 1,500円 |
| 12:00 | お昼 | 1,000円くらい |
| 14:00 | 吾妻小富士ドライブ | 無料 |
| 17:00 | ペンション着 | 12,900円 |
| 翌9:00 | つばくろ谷&帰路 | 無料 代高速料金 お土産 |
総額約23,000円一人旅とは思えない贅沢旅でした✨

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