【青森・紅葉】2泊3日を3万円以下で!東北発・賢く巡る節約ドライブ旅

旅ノート

新緑の季節も素晴らしいけれど、秋の奥入瀬はやはり格別でした。 2023年10月、静寂に包まれた十和田湖から、光り輝く奥入瀬渓流、そして黄金の草原のような八甲田山へ。車だからこそ出会えた、青森の圧倒的な絶景を巡る2泊3日の旅。

「でも、紅葉シーズンの青森って高いのでは?」 そんな不安を解消すべく、今回は総額3万円以下(28,760円!)で旅を楽しんだ、私の「家計簿」も包み隠さず公開します。

「宿泊先をあえて少し離れた十和田市にする」「地元のスーパーを賢く使う」といった、すぐに真似できる節約の工夫も満載です。

静寂と美しさを両立させるためのドライブコース。一緒にのぞいて見ませんか?

今回の旅のルートと費用

本編に入る前に、今回の2泊3日のスケジュールと、驚きの旅費の内訳をまとめておきます。

日程主な行き先

1日目東北自動車道 → 発荷峠十和田湖・奥入瀬渓流(十和田市泊)

2日目三内丸山遺跡八甲田山(十和田市泊)

3日目 帰路 東北自動車道

【旅の総費用:28,760円

  • 宿泊費:10,800円(2泊分)
  • 交通費:約13,000円(高速・ガソリン別)
  • 観光・食費:約5,000円 ※地元のスーパー活用や宿泊割引を賢く使った節約旅です!

十和田湖を一望する絶景「発荷峠(はっかとうげ)」

旅の始まりは、東北自動車道を降りて奥入瀬へと向かう途中に現れる、この絶景から。

東北自動車道を降り、奥入瀬へと向かう途中で必ず立ち寄りたいのが「発荷峠展望台」です。

ここは十和田湖を高い位置から見下ろせる絶景ポイント。広い駐車場がありますが、紅葉シーズンは観光バスや乗用車で非常に賑わいます。

発荷峠から望む十和田湖。静寂の中に秋の気配を感じる瞬間

あたりを包み込む静寂と、少しひんやりとした澄んだ空気。雄大な湖を眺めていると、心まで洗われるようです。観光客は多いですが、滞在時間は短めの方が多いため、少し待てば静かに景色を楽しめる「人の切れ目」が必ず訪れますよ。

まるで天国!奥入瀬渓流の紅葉ドライブ

発荷峠から車を30分ほど走らせると、いよいよ奥入瀬渓流へ。 景色が徐々に鮮やかになり、気づけば深い紅葉のトンネルに入り込んでいる……そんな感覚がたまりません。

日に照らされて輝く奥入瀬の紅葉。穏やかで優しい光に包まれます

日に照らされた木々が穏やかで、優しくて。思わず「天国みたい……」と呟いてしまうほど、落ち着く空間が広がっています。ただし、この時期の奥入瀬は非常に混雑するため、運転には十分注意が必要です。

歴史に触れる「三内丸山(さんないまるやま)遺跡」へ

2日目は、以前から気になっていた「三内丸山遺跡」まで足を伸ばしました。奥入瀬からは車で約1時間半。途中の林道も景色が良く、最高のドライブコースです。

縄文時代の息吹を感じる広大な遺跡は、紅葉の風景とも不思議と調和していました。

八甲田山ロープウェイで「黄金の草原」を空中散歩

旅の締めくくりは八甲田山へ。ロープウェイに乗り込み、山頂を目指します。

ロープウェイから見下ろす八甲田山。「ナウシカ」の世界のような黄金の草原。

眼下に広がるのは、まさにナウシカの劇中に登場する「黄金の草原」のような世界。雄大で、圧巻の景色です。山頂には案内図があり、トレッキングコースも充実しているので、次回は歩いて回るのも楽しそうです。

今回の旅を安く抑えた2つの秘訣

■ 節約のポイント1:宿泊拠点は「十和田市」が狙い目

奥入瀬渓流のすぐそばの宿は、紅葉シーズンともなると非常に高価になります。 そこで私が選んだのは、奥入瀬から車で少し離れた「十和田市」内のビジネスホテルです。

  • メリット: 奥入瀬まで車で約45分〜1時間ほどかかりますが、その分宿泊費を大幅に抑えられます。今回は割引も重なり、2泊で1万円ちょっとという格安価格で泊まれました。
  • ホテルの割引は当時たまたまあったものですが、早めの予約や旅行サイトのクーポンをチェックするのがおすすめです。
  • 注意点: 朝一番の奥入瀬を狙うなら、早めに出発するのがコツです!

■ 節約のポイント2:食事は地元のスーパー・コンビニを活用

せっかくの旅ですが、毎食外食だと高くつきます。今回はホテルの近くにあるスーパーやコンビニを活用しました。

地元のスーパーには、その土地ならではの食材やお惣菜も並んでいるので、実は「地元感」を味わうのには最適な場所。安くて美味しいものを探すのも、旅の醍醐味の一つです。

まとめ:青森の紅葉は、工夫次第で賢く贅沢に楽しめる!

2泊3日の青森紅葉旅、振り返ってみると、どこを切り取っても「天国のような景色」が広がる最高の時間でした。

最後にもう一度、今回の旅のポイントをまとめます。

  • 絶景を狙うなら早めの行動を: 発荷峠や奥入瀬渓流は、早い時間帯ほど静寂と美しい光を楽しめます。観光シーズンは車が混み合います。運転には注意を!
  • 宿泊拠点は「十和田市」がおすすめ: 観光地から少し離れるだけで、宿泊費を賢く抑えることができます。
  • 予算3万円以下でも大満足: 割引や地元スーパーを活用すれば、無理な我慢をしなくても充実した旅は叶います。

「青森の紅葉は敷居が高いかな?」と思っていた方も、ぜひ一度、車を走らせて秋の奥入瀬や八甲田を訪れてみてください。

黄金色に輝く木々や、ひんやりとした澄んだ空気。そこでしか味わえない感動は、何物にも代えがたい宝物になりますよ。この記事が、あなたの秋の旅計画のヒントになれば嬉しいです!


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