「車なしでも満喫!公共交通機関で巡る熊本・阿蘇・天草2泊3日一人旅」

旅ノート

2泊3日モデルルート!熊本市・阿蘇山・天草をバスで繋ぐ旅

「久しぶりに飛行機に乗って、どこか遠くへ行きたい!」 そんな思いに駆られて、2025年11月中旬、2泊3日の熊本一人旅に出かけてきました。

今回の旅も、「レンタカーを使わず、公共交通機関だけで熊本の雄大な自然と歴史を遊び尽くす」こと。

「阿蘇山や天草って、車がないと不便じゃないの?」 「バスの予約や乗り継ぎが難しそう……」

そんな不安を感じる方も多いかもしれませんが、実はポイントさえ押さえれば、バスだけでも効率よく、そして深く楽しむことができるんです。

この記事では、

  • 阿蘇山の火口や草千里をスムーズに回るバスの予約術
  • 天草の海の幸と歴史を訪ねる快速バスのコツ
  • 熊本城を目の前に望む、一人旅に最高のホテル「OMO5熊本」の体験記

など、私が実際に現地で感じた「失敗しないための移動ノウハウ」を、最新の情報を交えて詳しくご紹介します。

車を運転しない一人旅でも、熊本の絶景はすぐそこにあります。次の休日の計画に、ぜひ役立ててください!


今回の旅の概要はこちらです。

  • 【1日目】熊本空港から市内へ。熊本城観光
    • 移動:阿蘇くまもと空港 → 市内(通町筋)
    • 観光:熊本城
    • 宿泊:OMO5熊本 by 星野リゾート
  • 【2日目】迫力の火口体験!阿蘇山・草千里へ
    • 観光:阿蘇山上ターミナル、阿蘇火口、草千里ヶ浜
    • 手段:阿蘇山直行シャトルバス(要予約)、火口シャトル、路線バス
    • 宿泊:OMO5熊本
  • 【3日目】歴史と海の幸を求めて天草へ
    • 観光:天草四郎ミュージアム、道の駅さんぱーる
    • 手段:快速あまくさ号
    • 帰路:熊本市内 → 阿蘇くまもと空港

1日目:空港からホテルへ直行!熊本城のライトアップに感動

空港到着後、スムーズに市内観光を始めるためのポイントです。

【当日の流れ】

  • 12:00頃:阿蘇くまもと空港 到着
  • 昼過ぎ:リムジンバスで「通町筋」へ(約40分/1,200円前後)
  • 午後:熊本城 観光(徒歩10〜15分、入場料800円)

💡移動のコツ・極意

  • バス停選び: 空港からのリムジンバスは「通町筋(とおりちょうすじ)」で降りると、宿泊先のOMO5熊本のほぼ目の前に着きます。
  • ロッカーの活用: OMO5熊本にはチェックイン前後でも使えるロッカーがあるので、重い荷物を預けてすぐに身軽に観光へ行けるのが最高でした。
  • 足元に注意: 熊本城は階段が多めに感じました。スニーカーなど歩きやすい靴がお勧めです。

OMO5熊本は道路に沿ってテラスがあり、そこから熊本城が見えるんです。夜はライトアップされていてとても綺麗でした。

OMO5熊本のテラスから望むライトアップされた熊本城

2日目:予約必須!シャトルバスで挑む雄大な阿蘇山

阿蘇山はバスの運行状況や予約の有無が重要です。

特に観光シーズンや週末は予約必須でしょう。

【当日の流れ】

  • 午前:通町筋 → 阿蘇山上ターミナル(直行シャトルバス・約2時間/2,200円)
  • 昼:阿蘇山上ターミナル → 火口(火口シャトル・5分/700円)
  • 午後:山上ターミナル → 草千里(路線バス・5分/330円)
  • 夕方:草千里 → 通町筋(シャトルバス)

💡移動のコツ・極意

  • シャトルバスは要予約: 市内から阿蘇山上へは予約制のバスが便利です。空席があれば当日乗れることもありますが、特に帰りは混雑して乗れないこともあるかもしれないので事前予約をおすすめします。ハイシーズンや休日は予約必須!
  • 火口の規制に注意: 火口付近は有毒ガスによる規制があることがあります。喘息がある方は観光に注意が必要なようです。事前に確認しておくといいでしょう。
  • 防寒対策: 11月中旬の阿蘇山はかなり寒いです。市内が晴れていても、山の上はしっかりとした防寒着が必要です。
  • 阿蘇山上ターミナル→火口:こちら徒歩でも移動可能です。歩いている方もいらっしゃいました。暖かければ徒歩での移動がしたかった…。

阿蘇山火口です。運ここまで来れましたが午後は規制があったようです。

3日目:快速バスで天草へ。海の幸と歴史を訪ねる

最終日は「快速あまくさ号」で海のエリアへ。

【当日の流れ】

  • 午前:桜町バスターミナル → さんぱーる(快速あまくさ号・約1.5時間/1,650円)
  • 昼:天草四郎ミュージアム、道の駅さんぱーる
  • 午後:さんぱーる → 熊本市内 → 空港へ

💡移動のコツ・極意

  • バスの本数に注意: 天草行きのバスは1時間に1本程度です。あらかじめ時間を決めて行動しましょう。帰りのバス時間も最初に確認しておくことをお勧めします。
  • お土産は道の駅で: 「さんぱーる」バス停横の道の駅は、海産物がとても安くて豊富!海苔や乾燥ワカメが近所のスーパーより格段に安く、ここぞとばかりに購入しました(笑)

2泊3日の旅費目安(一人分)

旅費総額:約77,225円 (飛行機、宿泊、バス運賃、飲食、お土産代を含む)

まとめ:11月の熊本は「防寒」と「バス予約」が鍵!

最後にもう一度、今回の旅をスムーズに進めるためのポイントをまとめます。

  • 移動は「バスの予約」が命: 阿蘇山への直行便などは、早めの予約が安心です。
  • 拠点選びを賢く: 「通町筋」周辺のホテル(OMO5熊本など)を拠点にすると、空港バスも観光バスも目の前で、移動のストレスが激減します。
  • 山の天候と規制をチェック: 阿蘇山は市内よりずっと寒く、その時により火口規制もあります。事前確認を忘れずに!

11月中旬、ススキに覆われた黄金色の草千里や、力強く煙を上げる阿蘇の火口、そして夜の街に浮かび上がる熊本城……。どの景色も、とても素敵で癒されました。

「運転はしないけど、九州の自然に癒やされたい」 そんな方は、ぜひバスを味方につけて熊本を旅してみてください。そこには、日常を忘れるほどの雄大な景色が待っていますよ

旅の準備に!最新の時刻表・公式サイトリンク集

今回のルートを計画する際に欠かせない、最新情報が確認できる公式サイト一覧です。

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